はじめに

コーヒーは日本から遠く離れた生産国で栽培され、長い旅路を経てお客様に届きます。
私どもユニカフェでは旅路の中で託された様々な想いを胸に、焙煎機へと火を入れます。

“Think Globally As a Roastery”

このスローガンの下、従業員一人ひとりが主体性を持ってCSR活動に取り組み、生産国からお客
様までに関わる全ての「人」と「環境」を大切にすることで、企業理念でもある「コーヒーをコ
アに人と環境に優しい企業」を目指します。

はじめに

コーヒーは日本から遠く離れた生産国で栽培され、長い旅路を経てお客様に届きます。 私どもユニカフェでは旅路の中で託された様々な想いを胸に、焙煎機へと火を入れます。

“Think Globally”

As a Roastery

このスローガンの下、従業員一人ひとりが主体性を持ってCSR活動に取り組み、生産国からお客様までに関わる全ての「人」と「環境」を大切にすることで、企業理念でもある「コーヒーをコアに人と環境に優しい企業」を目指します。

CSR報告レポート

原料

INGREDIENT

認証原料の取り扱い

ユニカフェはサプライチェーンの製造という立場から、サスティナブルなコーヒー事業を実現すべくコーヒー原料の各認証を取得し、認証コーヒー製品を製造する態勢を整えています。私どもは認証コーヒーの使用を推奨しております。

レインフォレスト・アライアンス

レインフォレスト・アライアンスは1987年に設立され、責任あるビジネスを新しい常識とすることで、人と自然にとってより良い未来を作ることを目指す、国際的な非営利団体です。ユニカフェはレインフォレスト・アライアンス加工・流通過程の管理認証を取得しており、レインフォレスト・アライアンス農園産の生豆を調達し、製造・加工した商品に認証マークをつけて販売しています。

FairtradeInternational

ユニカフェはフェアトレード認証豆を取り扱っています。国際フェアトレード基準を順守した調達や製造をすることにより、製品に国際フェアトレード認証ラベルを貼付することができます。(フェアトレードは直訳すると公平な貿易)。開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易のしくみ作りに貢献しています。

有機生産行程管理者(有機JAS)

ユニカフェは「有機生産行程管理者」の認証を受けています。有機JASマークが付された生豆を用いて有機JAS規格に適合した製造・加工をすることにより、製品に有機JASマークを付する(格付)ことができます。

生産国支援

SUPPORT

東ティモールとのパートナーシップ

ユニカフェのサスティナブルな取り組み

ユニカフェは産地でのコーヒー栽培、精選、調達、焙煎、包装、物流の一連のコーヒー製造プロセスを担うプロフェッショナル集団です。 お客様のPB、OEM製品の品質実現に留まらず、お客様と供に社会的責任やサスティナブルな事業活動を果たすべく、その第一弾として「東ティモールでの取り組み」をスタートさせました。 今後も取組産地とお客様とを繋げ、サスティナブルな調達の拡大を目指します。

東ティモールでの課題と取り組み

東ティモールの支援に至った背景~なぜ東ティモールなのか~

東ティモール民主共和国(通称東ティモール)はオーストラリア北方に位置する島国で、2002年5月に誕生したばかりの独立国です。GDPの80%近くを石油産業に頼っているため、石油の枯渇や原油価格の変動などによって非常に不安定な経済状態が続いています。 そのため、国民の過半数に当たる推定77万人が貧困層に該当し、1日2ドル未満の生活を送っています。経済の多角化を図ることが課題、次の産業の発展が不可欠という状況下で、石油産業の代替として注目されているのがコーヒー産業です。

東ティモールでは国民の5人に1人がコーヒー産業に携わっており、その肥沃な大地では高品質アラビカ種が栽培されています。 東ティモールのコーヒーはインドネシア経由で原生伝来しましたが、インドネシアのコーヒーはサビ病で全滅、 一方、東ティモールでは独立をめぐる約30年間の紛争で手つかずになったあとも、原種が自生して残っていました。 占領時期から、農薬や化学肥料を使うことなく自然の恵みで育まれてきた貴重なコーヒーです。

「このコーヒー産業を発展・確立させていくことに寄与したい」その思いから私たちは東ティモールでの取り組みを始めました。

生産から流通までに散見される課題

しかし、独立運動や紛争勃発によって農業は長い間放置されていたことで生産性は低く、精選設備やインフラも充実していないことから、 良質なコーヒーが収穫されるにも関わらず、精選~輸出までの間にその鮮度が損なわれてしまうことが課題の一つに挙げられました。

ウェットミルの提供で貢献

コーヒー豆は赤い果実(チェリー)の種子であり、果実から種子を取り出す必要があります。 東ティモールでは各農家でチェリーとして収穫されたのち、ウェットミルという精選機械で外皮と果肉を除去し、種子の状態にする作業を行います。ここで収穫後、外皮と果肉部を早く除去しなければ、腐敗し、品質劣化の原因となります。

  

東ティモールではウェットミルが不足しているため、チェリーのまま保管される期間が長くなってしまい、品質劣化の原因となっています。 そこで私たちはウェットミルを提供し、精選能力の向上と品質維持に貢献できるよう取り組みました。 また、日本国内では流通量の少ない東ティモールのコーヒーを調達し、知名度の向上、消費拡大を推進しております。

廃棄物

INDUSTRIAL WASTE

廃棄コーヒーの再利用

製造過程で生じるコーヒーのシルバースキン(薄皮)や廃棄処分となるコーヒー豆・粉は産業廃棄物として処分されてしまいますが、磯沼ミルクファーム様(東京都八王子市)で推奨している循環型農業にこれらの廃棄コーヒーを有効活用してもらう取り組みを2011年から続けてきました。
磯沼ミルクファーム様では、乾いて清潔な場所を好む牛のために日々牛の寝床にコーヒーを撒き、都市部の牧場において課題となる牧場の臭いをコーヒー自体の香りやコーヒーの消臭効果によって和らげています。また、牛糞にコーヒーを混ぜ合わせて発酵させた牛糞堆肥「牛之助」は地域農家の方々にご利用していただいており、本来廃棄されるコーヒーが別の農作物を育てるための土に還る循環ができています。

磯沼ミルクファーム

コーヒーを撒いた牛の寝床

完熟コーヒー牛糞堆肥「牛之助」

文書・会議のICT化

紙資源の大量消費は、森林破壊や環境負荷増大を引き起こしてしまいます。そのためユニカフェでは、オフィス書類や申請/承認フローの電子化、製造現場でタブレット等のモバイル端末を用いたデータ管理、Web会議システム活用などのICT(情報通信技術)を推進することで、紙資源の消費量削減に取り組んでいます。

従業員

EMPLOYEE

人権・社員の健康の確保

ユニカフェは、企業理念において「人」に優しいを基本とし、顧客・株主・従業員など、すべてのステークホルダーを大切にすることを宣言しています。 まず、ユニカフェ社員としての人権への正しい理解と浸透の為に、入社時の新入社員研修、セクシュアルハラスメント講習等、人権に関する教育を実施しております。 また、セクシュアルハラスメントやパワーハラスメント等の人権に関する相談や、職場の意識を改善する為、労使からの労働時間に関する個別の苦情、意見及び要望等、社員の健康に関する相談窓口を設置し、従業員一人ひとりが安心して働ける環境づくりを推進しています。 相談窓口は人事総務部内に設置し、従業員から相談しやすい体制を整えるとともに、相談案件については、相談者のプライバシーに十分配慮し、迅速な対応を行うこととしています。

高齢者の就業機会創出

ユニカフェは、超高齢社会の到来や高齢者の働きたいというニーズを解決するため、神奈川総合工場が位置する神奈川県愛川町の公益社団法人愛川シルバー人材センターを通じて高年齢者への就業を依頼し、2019年よりご活躍いただいております。 今後も高齢者の方が有意義に、そして健康な生活を過ごしていただけるよう、就業機会の創出に取り組んでまいります。