はじめに

コーヒーは日本から遠く離れた生産国で栽培され、長い旅路を経てお客様に届きます。
ユニカフェでは旅路の中で託された様々な想いを胸に、焙煎機へと火を入れます。

“Think Globally As a Roastery”

このスローガンの下、従業員一人ひとりが主体性を持ってサステナブルな活動に取り組み、
生産国からお客様までに関わる全ての「人」と「環境」を大切にすることで、
企業理念に掲げる「コーヒーをコアに人と環境に優しい企業」を目指します。

はじめに

コーヒーは日本から遠く離れた生産国で栽培され、長い旅路を経てお客様に届きます。私共ユニカフェでは旅路の中で託された様々な想いを胸に、焙煎機へと火を入れます。

“Think Globally”

As a Roastery

このスローガンの下、従業員一人ひとりが主体性を持ってサステナブルな活動に取り組み、生産国からお客様までに関わる全ての「人」と「環境」を大切にすることで、企業理念に掲げる「コーヒーをコアに人と環境に優しい企業」を目指します。

ユニカフェが考える サステナビリティ

私共は、企業理念に掲げる「人と環境に優しい企業」を目指しています。
コーヒー産業を取り巻く人と環境には、国際価格に左右されるコーヒー農家の収入、栽培から消費に至るまでの温室効果ガスの排出、気候変動による生産環境の悪化などの問題があります。
これらの問題はSDGsの目標とも関連しており、私共がSDGsに取り組むうえで、優先的に取り組む必要があると考えております。
私共は、サステナブルな活動を加速度的に実行し、上記の問題をはじめとするSDGsの目標達成に貢献すべく、サステナビリティ委員会を組織し、-Think Globally As a Roastery(コーヒー焙煎のプロとして、地球規模で考えよ)  のスローガンのもと、サステナブルな活動に取り組んでおります。

持続的な成長に向けて、多様な人材に対応できる働きがいのある職場作り、またコーヒー生産国の支援に力を入れます。

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従業員
地域・社会

環境

脱炭素化等、環境への取り組みは、私共の重要なテーマです。2019年を基準として、2025年までに46%のCO2排出量削減を致します。

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製品
エネルギー

生産国支援

SUPPORT

ユニカフェのサステナブルな取り組み
ユニカフェは産地でのコーヒー栽培、精選、調達、焙煎、包装、物流の一連のコーヒー製造プロセスを担うプロフェッショナル集団です。 お客様のPB、OEM製品の品質実現に留まらず、お客様と供に社会的責任やサステナブルな事業活動を果たすべく、コーヒー生産国への取り組みを行っています。今後も取組産地とお客様とを繋げ、サステナブルな調達の拡大を目指します。
東ティモールとのパートナーシップ
東ティモール民主共和国(通称東ティモール)は、2002年5月に誕生したオーストラリア北方に位置する島国です。
石油産業に頼っているため、石油の枯渇や原油価格の変動などによって非常に不安定な経済状態が続いています。
産業の多様化と発展が不可欠という状況下で、注目されているのがコーヒー産業です。
東ティモールのコーヒーは伝来し、独立をめぐる約30年間の紛争で手つかずになったあとも、自生して残っており、肥沃な大地では高品質のアラビカ種が栽培されています。
良質なコーヒーが収穫されるにも関わらず、精選~輸出までの間にその鮮度が損なわれてしまうことが課題の一つに挙げられました。
コーヒー豆は赤い果実(チェリー)の種子であり、果実から種子を取り出す必要があります。
東ティモールでは各農家でチェリーとして収穫されたのち、ウェットミルという精選機械で外皮と果肉を除去し、種子の状態にする作業を行います。
ここで収穫後、外皮と果肉部を早く除去しなければ、腐敗し、品質劣化の原因となります。
しかし、ウェットミルが不足しているため、チェリーのまま保管される期間が長くなってしまい、品質劣化の原因となっています。
そこで私共はウェットミルを提供し、精選能力の向上と品質維持に貢献できるよう取り組みました。
また、日本国内では流通量の少ない東ティモールのコーヒーを調達し、知名度の向上、消費拡大を推進しております。
コーヒー生産者への苗木寄贈
コーヒーの木は病気や老化により収穫量が低下するため、安定的な生産には定期的な植え替えが必要です。
また、現在、価格変動、気候変動がコーヒーの栽培業の持続可能性を脅かしています。
コーヒーの木は病気や老化により収穫量が低下するため、安定的な生産には定期的な植え替えが必要です。
また、現在、価格変動、気候変動がコーヒーの栽培業の持続可能性を脅かしています。
私共は、生産者へ苗木の寄贈を行うことで、生産国においてコーヒー豆の生産が継続的に行われるよう支援し、また同エリアのコーヒーを継続的に購入する取り組みを行っています。
2022年度はベトナム Gia Lai省、グアテマラ Santa Rosa県Ayarza地区への寄贈を実施しました。
今後も同エリアに継続的な苗木の寄贈とコーヒーの購入を行うとともに、取り組む生産国の拡大も予定しており、引き続きコーヒーの安定した生産に貢献できるよう努めてまいります。

なお、寄贈する苗木は気候変動に耐性のある品種を選択することで、2050年問題への取り組みにも繋げてまいります。


再生可能エネルギー

実質再生可能エネルギー由来電力の使用
神奈川総合工場では、2022年9月から、実質再生可能エネルギー由来電力を使用しています。
実質再生可能エネルギー由来電力は、再生可能エネルギー由来の非化石証書により、CO2排出量ゼロの付加価値がある電力です。
これにより、同工場で使用する電力から排出されるCO₂が実質ゼロとみなされます。