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コーヒーの歴史 ~ 世界史におけるコーヒー ~

6. 市民の社交場となった「コーヒーハウス」&「カフェ」

17世紀になると、ヨーロッパではコーヒーとともにさまざまな文化が華開きます。
フランスの上流社会では、華やかなコーヒー器具とともにトルココーヒーが脚光を浴びました。やがて、たくさんの街角には、あふれるほどのコーヒーサロンがつくられていきました。この場所に集う人たちが語り合うことで、新しい文学や哲学、芸術も生まれていきます。そしてコーヒーは、一般市民たちの間にも浸透していったのです。
また、イギリスでは、コーヒーハウスが男性たちの社交場として人気を集めました。彼らはここで政治や文学について語り合い、ビジネスを展開したといわれています。ところが当時のコーヒーハウスは女人禁制。1674年には、主婦たちがコーヒーハウス閉鎖を求める嘆願書を出し、社会問題になることもあったようです。その後、イタリアではエスプレッソ、フランスではドリップ式が考案され、コーヒーの飲み方もそれぞれの国の嗜好やニーズに合わせて発展していきました。

17世紀、コーヒーハウスやカフェにより、ようやく市民の飲み物となり、コーヒー文化が広まりました。そして嗜好にあわせて工夫が凝らされ、発展していったのです。